個人再生メリット・デメリット
個人再生メリット・デメリット
「個人再生メリット・デメリット」を以下にまとめてみました。
個人再生のメリット
○住宅ローン特則を利用すれば、マイホームを手放さなくて済みます。
○利息制限法による引き直し計算により残元本の減額が行われます。
○利息制限法による引き直し計算により減額された残金を更に5分の1に減額します。
但し、残金の5分の1が100万円より少ない場合は100万円までしか減額されません。
また、清算価値基準といって、あなたの有する財産の価格が100万円又は残金の5分の1の金額を超える場合は、その価格までしか減額されません。
○過払い金の返還も場合によっては可能です。残元本以上の返済をしている場合は、過払い金の返還を求めることが可能です。
○自己破産のような、職業制限や資格制限がありません。
○任意整理と違い、法律による強制力をもって、支払条件を変更することができます。
個人再生のデメリット
○信用情報機関の事故情報(いわゆるブラックリスト)に登録されます。
但し、銀行のキャッシュカードは作れますし、金融機関からの振込み、引き落とし等は通常通り行うことができます 。
○官報に掲載されます。
但し、一般の方が官報を見ることはほとんどありませんので、近隣の方に知られることはまずありません。